- 2014-6-20
- はんどカフェBlog, 読み物
雨の日が続く梅雨どきの洗濯物って困りますよね。しっかり洗って乾燥させたはずのタオルも、使っているとなんだか嫌~な臭いを発したり、部屋干しをしていたら部屋全体が湿気てしまったり。洗濯物の生乾きの臭いは、雑菌の増殖が原因です。臭いを防ぐには、雑菌を落とすこと、雑菌の増殖を抑えることが大切。洗濯時にできる対策や、干し方の工夫など7つのポイントを紹介しましょう。
洗濯槽のカビを予防するには
洗濯のとき以外は、洗濯機のふたをあけたままにしておくと、洗濯槽のカビの増殖を防げます。また、脱いだ服を洗濯槽に長い時間入れたままにしておくのも、カビの増殖の原因に。服を脱いだら、まずは洗濯カゴなどに入れましょう。ただし、洗濯カゴに入れたままにしておくのも、臭いの原因になるのでNGです。
洗濯物をためずにこまめに洗う
汚れた衣類を何日も放置しておくと、雑菌が増殖し、臭いのもとに。雨だからといって洗濯物をためずに、こまめに洗いましょう。特に部屋の中に干す場合は、洗濯物が多くなれば、それだけ部屋の湿度が上がって乾きにくい状態になるので気をつけて。
除菌効果のあるエッセンシャルオイルを使って
除菌効果のある、ティーツリーやラベンダーなどのエッセンシャルオイルを、お洗濯にプラスしましょう。オイルが衣類に直接つくとシミになるので、洗濯機に水が溜まった段階でオイルを10滴たらします。シミの気にならないタオルなどにオイルをふりかけて、洗濯物と一緒に入れてもOK。
乾燥機やアイロンを活用して
洗濯物は、ぬれている時間が長くなるほど雑菌が増えてしまうので、洗濯したらすぐに干し、短時間で乾かすことが大切です。干す前に、30分ほど乾燥機にかけたり、アイロンをかけたりすると、衣類に含まれた水分の温度が上がって蒸発しやすくなり、乾きが早くなります。
いつものお洗濯に塩素系漂白剤をプラス
洗濯用洗剤に酸素系漂白剤を加えて洗濯をすると、雑菌の増殖が抑えられ、「部屋干しでも臭わない」という、うたい文句の洗剤と同様の効果が。色柄ものに使っても色落ちしないので、お洗濯のたびに使用してもOK。使用する量は、パッケージの表示に従って。
※色柄ものに何度も使うと、多少色落ちする場合もあります。
晴れた日には部屋の換気を!
梅雨の晴れ間の乾燥した日には、窓を開けて部屋の換気をし、湿度を下げましょう。対角線上にある2 、3 か所の窓を開けると◎。雨の日に窓を開けると、湿度の高い外気が部屋の中に入ってしまうので、なるべく窓は開けないこと。雨の日には換気扇を回して湿気を外に出すとよいでしょう。
洗濯物の干し方にもひと工夫
干すときは、なるべく衣類が重ならないように工夫しましょう。フードつきの服や長そでの服は逆さに干す、タオルは端だけを竿に引っかけるかピンチハンガーに干す、服を裏返して、ポケットや縫い代を表にして干すなどの方法がおすすめです。
この内容は、2010年6月号『はんど&はあと』P64の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
監修:毎田祥子