- 2015-5-1
- はんどカフェBlog
買った洋服についてくるボタンや、着古したYシャツのボタンなど、ひきだしを探せばきっと出てくるたくさんのボタン。これらのボタンを使って、身近にあるものをリメイクしてみましょう。今回は雑貨アーティストとして、様々な作品でボタンを使用している青木恵理子さんに、おもしろい使い方やアイデアを教えてもらいました。
ボタンつけの糸の渡し方を替えると面白い
四つ穴ボタンを使うときに、ちょっと遊べるアイデアです。針を出す場所を替えるだけで、矢印や、四角形などいろんな模様が楽しめます。シャツのボタンをこんなふうにとめてみては?
ボタンのつけ替えでイメージを替えよう
いつも着ている洋服のボタンを替えるだけで、服の印象も変えることができます。
Yシャツのボタンも大活躍
たくさんあるYシャツのボタンを使って、ワンポイントを入れてみましょう。図案をペンシル型チャコなどで描き、その上から好みの色の糸で、ボタンをつけていきます。Tシャツやカットソ-などに、ワンポイントでつければ、オリジナル感が増します。
おすすめしたい超簡単アレンジ
すぐできるヘアアクセサリーを紹介。ボタンの雰囲気を替えれば、大人と子どもの両方に合うものが作れます。
ヘアゴム/くるみボタンの穴に市販のヘアゴムを通し、固結びをする。結び目がボタン穴のそばにくるようにし、結んだときに見えないようにする。
ヘアピン/足つきボタンのボタン穴を市販のヘアピンの奥まで通し、ボタン穴とピンを接着剤でつける。
ボタンコレクションをお見せします
Aアンティークで、中の模様は手で描かれています。
B穴がひとつしかない面白いボタン。
Cアパレル勤務時代、「かわいい、ほしい」を連呼して、飛び込みのボタン屋さんからもらった大好きなもの。
D友人からの外国みやげです。外国に旅行に行く人に「おみやげ何がいい?」と聞かれると、「ボタン」と答えています。
E陶芸をしたときに、自分で作ったもの。
春から夏にかけての季節の変わり目は、衣類を整理するいい機会。古くから6月1日に一斉に「衣替え」が行われていましたが、6月は梅雨の時季にはいるため、からっとしたお天気が続く5月のうちに衣替えを終えてしまうのもいいかもしれませんね。そんなときには着古したYシャツのボタンは捨てる前に外しておくことをおすすめ。また逆に「まだ着られるけれど飽きちゃって」という洋服があるなら、今回紹介したボタンのつけ替えを試してみてください。ボタンをリメイクすればまた違った雰囲気になりますから、新鮮な気持ちで洋服を着ることができそうです。
この作品は、2005年5月号『はんど&はあと』P68、70の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。 作品制作:青木恵理子