- 2014-12-10
- はんどカフェBlog

空きびんの中に、ちょこんと座るサンタクロース。キラキラ舞う星たちは、まるで雪のように降り注ぎます。この愛らしいスノードームも、簡単に手作りできますよ。好きなオブジェと、スパンコールやビーズなど水に溶けたり変色したりしない素材を準備します。ジャムなどの空きびんがなければ、100円ショップでフタ付きの透明なびんを購入してもいいでしょう。中を満たす液体は、無色透明の文具用ののりを水で溶いたものです。粘性がある液体だから、スパンコールやビーズがゆらゆら舞うように見えます。
空きびんで作るスノードームの基本の作り方
フタ付き瓶でできる!クリスマスツリーのスノードームの作り方を参照
サンタクロースのスノードームの作り方
【材料】
※作品の空きびんは高さ9.5cm、ふたの直径5.5cm、底面の1辺が 6cmの角丸の正四角柱形。
正四角柱形の空きびんがない場合は、円柱形のものでよい。
中に入れるもの
aサンタクロースの人形 1個
※写真は高さ4 cm、奥行き4 cmのもの。
bネイル用極小ラメ(金色) 適量
c幅0.3cmの星形スパンコール(金色)適量
d丸小ビーズ(クリアグリーン) 適量
e丸小ビーズ(クリアレッド) 適量
【作り方】
1.サンタクロースの人形の下部に接着剤をつけ、空きびんの底の中央に貼りつける。しばらくおいて、接着剤が固まるのを待つ。
2.①小さめのボウルなどに、液体のりと水を3:7程度の割合で入れる。木べらまたはスプーンでよく混ぜ合わせ、液体のりと水で混合液を作る。
※空きびんの容量分程度用意する。
②空きびんの半分程度まで①の混合液を入れたら、b,c,d,eをびんに入れ、さらに混合液を空きびんの入れ口の縁から少し下まで入れる。
③空きびんのふたを閉める。閉めたときに混合液とふたの間に隙間があれば、少しずつ混合液を足して、中に入る空気をなるべく少なくする。
※混合液がこぼれることがあるので、ぬれてもよい場所で、必ず新聞紙などの上で作業する。
※多少の空気は入ることがある。
④数回上下を入れ替えて中身の材料が片寄りなく、バランスよく舞うようになれば完成。
サンタクロースのイメージはいつから?
サンタクロースといえば、「クリスマスの夜にトナカイがひくソリに乗ってやって来る、赤い帽子とコートに身をまとった太っちょのおじさん」というイメージですよね。これは、19世紀のはじめにアメリカの聖書学者クレメント・ムーアが描いた詩から生まれたと言われています。そしてこのイメージを決定的に定着させたのが、世界に名高い飲料メーカー「コカ・コーラ」なのだそう。1931年にコカ・コーラ社のクリスマスキャンペーンのために描いたサンタクロースがまさに赤いコートを着た太っちょのおじさんで、コカ・コーラ飲料の認知とともに世界中に広まりました。地球の南半球の国々では、クリスマスは夏のイベントですが、サンタさんのイメージはやっぱり赤い帽子と赤い服です。世界のどこに行ってもサンタさんのイメージが同じというのも面白いですね。
この作品は、2012年12月号『はんど&はあと』P40、43の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:山下美紀