- 2014-12-19
- はんどカフェBlog
クリスマスプレゼントのラッピングには、ちょっとした工夫をほどこして、ほかにはないものにしてみませんか?そこでおすすめなのが、軽量粘土で作る小さなリースです。表面につけたビーズがきらきら光って、上質な雰囲気になりますよ。粘土部分に色を塗ってカラフルな色使いを楽しんでも◎。子どもと一緒にたくさん作って、クリスマスラッピングのほか、クリスマスツリーのオーナメントにするのもいいでしょう。クリスマスが過ぎたら、つりひものテグスを長くして、窓辺につるすのもおすすめです。このときに、テグスの長さをバラバラにするのがポイント。ビーズが光を反射するので、サンキャッチャーにもなり、冬の室内をキラキラ輝かせてくれます。
キラキラビーズのプチリースの作り方
【材料・道具】(1 個分)
・軽量粘土(白)直径約2.8cmの球形
・好みのビーズ(透明〜白系パール)適量
※作品では、丸大ビーズ、直径0.5cmまたは0.8cmのラウンドビーズ、0.8cmのカットビーズ、直径1.3cmの花形ビーズを使用。
・テグス(透明)適量
※好みの糸やリボンなどでもOK。
・アクリル絵の具(シルバー)
定規、はさみ、木工用ボンド、筆、新聞紙など下に敷くもの
【作り方】※単位はcm。
1.軽量粘土をよく練ってから(ひび割れ防止になる)、太さ1cmの棒状にのばし、端を合わせて輪にする。しっかり乾かす。
つなぎ目とひび割れ部分は、指先に水を少量つけ、こするようにしてなじませる
2. 1の全面を、アクリル絵の具で塗り、乾かす。
3.2に好みのビーズを、木工用ボンドで、好みの位置に貼る。
4.3の土台に好みの長さのテグスをかけ、両端を2本一緒にひと結びして、つりひもをつける。
クリスマスリースを作るのはなぜ?
今回は、小さなリース風の小物を作りましたが、本来リースとはドアや壁に飾るもので「幸せを呼ぶ」という意味があるそうです。また、丸い形は「尽きることがない」ことの象徴でもありますので、円形のリースはとても縁起がいいものなのですね。クリスマスを前にして、枝やつるを丸めたリース土台にドライフラワーなどをあしらった、本格的なリースづくりにチャレンジしてみるのもよさそうです。
ちなみにクリスマスリースは魔除けの役割もあるとも言われていて、クリスマスの4週間前のアドベント期間から飾るのだそうです。なかには壁に飾るのではなく平置きにしたリースに4本のキャンドルを立てておき、クリスマスの前の日曜日ごとに火を灯す「アドベントリース」のならわしもあるのだとか。日曜日ごとにクリスマスがやって来る楽しみが味わえるなんて、素敵な習慣ですね。
そんな縁起のいいリース形のモチーフを、クリスマスギフトのラッピングにさりげなく飾って贈る人の幸せを願うというのも素敵です。
この作品は、2012年12月号『はんど&はあと』P14、26の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:山下美紀