空きびんリメイク!あのドリンク剤のびんが、素敵なスパイスボトルに

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体力は消耗するけど、食欲も落ちてしまいがちな夏。そんな季節の強い味方が、手軽にパワーチャージできる栄養ドリンクです。ペットボトルや缶よりも容量が少なく、よく見ると実はびんの形も様々。飲み終わった後にラベルをはがしてみたら、意外と形がかわいいことに気づくものもあります。そんなドリンク剤の空きびんをスパイスボトルにリメイクしてみましょう。今回は、細長くて透明な空きびんを使います。数本揃えていろいろなスパイスを入れてみてください。ふたはワインのコルクを削って作ります。思わずスパイス料理を作りたくなるような、おしゃれなボトルができますよ。

 

空きびんをリメイク!「スパイスボトル」の作り方

【材料・道具】(1本分)
共通:空きびん(繊維入り飲料水のびん) 1本、ワインのコルク 1個、カッター
A:下塗り剤(速乾性)、スタンプ、アクリル絵の具、筆
B:飾り用の切手(使用済み)1枚、荷作り用テープ(クリア)、木工用ボンド
C:粘着シート(白)3cm×2cm、インスタントレタリング
※びんに貼ってあるラベルをはがす。
※びんに絵の具などで着色をする場合は、下塗り剤を塗っておく。下塗り
剤は、クラフト専門店、100円ショップなどで購入可「。プライマー「」、シーラ−」などの名称で販売されていることもある。速乾性でないものも使用可。その場合の乾燥時間は、購入時に店頭で確認を。
※インスタントレタリングは、こすって文字を転写するシートのこと。文房具店などで購入可。

【作り方】
1.Aは、びんの側面全体に、下塗り剤を筆で塗る。底と入れ口部分には塗らないようにする。下塗り剤が乾いたら、スタンプにアクリル絵の具をつけて、好みの位置に押す。

びん

Bは、飾り用の切手を木工用ボンドで貼り、その上に荷作り用テープを貼る。

びん_B

Cは、好みの形の雲形にカットした粘着シートを貼り、インスタントレタリングを転写する。

びん_C

 

2.ワインのコルクを、びんの入れ口に合うように、カッターでカットする。このとき、びんの入れ口に合わせながら、少しずつカットするとよい。

コルク

 

びんに貼ってあるラベル、どうしたらよいの?
たいていのラベルは、ひと晩、びんを水につけておけば、はがれます。特殊なのりが使われている場合、は
がれにくいことがあります。その場合は「、シールはがしの」名称で販売されている液体を使うと、きれいにはがすことができます。

 

夏こそスパイスカレーでエナジーチャージ!

夏になると雑誌やテレビでカレー特集が組まれたり、レストランでカレーフェアを目にする機会も多くなりますね。カレーは野菜やお肉、炭水化物などたくさんの素材を使いますから栄養も抜群、辛いものを食べて体の熱を放出させる効果があるなど、栄養が偏りがちで暑い夏にぴったりなメニューなのだそう。そしてカレーに使うスパイスには、脂肪の燃焼効果や発汗促進作用といったダイエットにうれしい効果も期待できるといわれています。たとえば、トウガラシを粉末にしたチリペッパーやレッドペッパーは辛みをだすのに欠かせないスパイスです。トウガラシには辛味成分のカプサイシンが多く含まれていて、脂肪の代謝を促進する効果があるのだとか。カレーの黄色い色をだすターメリックの主成分クルクニンには、利尿効果があると言われています。コリアンダーには腸の働きを助ける作用があり、ブラックペッパーは消化機能を刺激したり、新陳代謝を促進する効果が期待できるのだそう。

今回紹介したおしゃれなリメイクびんでスパイスを揃えたら、ぜひスパイスたっぷりの本格夏カレーを作ってみてくださいね。

 

 

 

この作品は、2006年7月号『はんど&はあと』P58の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:松本恵理(まつもとえり)

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