空きびんで整理整頓!ボタン&文具ストッカーの作り方

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散らばりがちなボタンの収納、どうしていますか?またゼムクリップや、小さな付せんなどの文房具も、こまごまとしていてなかなか整理をしにくいもの。そんなときは、ジャムの空きびんをリメイクして作るストッカーがあれば便利ですね。家族でお気に入りのジャムがあって、毎回同じ形の空きびんが出るならなおよし。形を揃えて作れば、素敵なディスプレイにもなって一石二鳥です。中身をあまり見せたくないなら、空きびんをアクリル絵の具で塗装をほどこしてください。ペイントをせずに、中身を見せるストッカーにしてもかわいいですよ。ここでは、ギンガムチェックの布を使いましたが、ストライプや水玉などお気に入りの余り布で作ってもいいでしょう。同じ柄布を色違いにしたり、同じ色の布で柄違いにしてみたりと、いろいろなアレンジも楽しめそうです。

 

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空きびんをリメイク!「ボタン&文具ストッカー」の作り方

 【材料道具】(1個分)
空きびん(ジャムびん)  1個、布(好みのもの) 幅2cm×〈びんの周囲×2/5〉を1枚(好みの大きさでもOK)、ボタン 直径1〜1.3cmくらいのものを1個、下塗り剤(速乾性)、アクリル絵の具(白)、両面テープ、縫い糸(ボタンと同色のもの)、縫い針、ピンキングばさみ(あれば)、筆、糸切りばさみ
※びんに貼ってあるラベルをはがす。
※びんやふたに、絵の具などで着色をする場合は、下塗り剤を塗っておく。下塗り剤は、クラフト専門店、100円ショップなどで購入可。 「プライマー」「、シーラ−」 どの名称で販売されていることもある。速乾性でないものも使用可。
その場合の乾燥時間は、購入時に店頭で確認を。

【作り方】
1.びんの側面と、ふたの表面全体に下塗り剤を塗る。びんの底と、ふたを閉める入れ口部分は、塗らない。下塗り剤が乾いたら、アクリル絵の具を塗る。アクリル絵の具が乾いたら、もう一度アクリル絵の具を塗り、乾かす。
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2.布の中央にボタンを縫いとめる(ボタンのつけ方参照)。布の裏面全体に両面テープをつける。はく離紙は、はがさないでおく。布のまわりを、ピンキングばさみ(あれば)でカットする。
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3.両面テープのはく離紙をはがし、びんに貼る。
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ボタンのいろいろ

クローゼットの中をのぞいてみると、ボタンがついていない洋服は少ないのではないでしょうか。シャツやパンツを留めるためにつけられたボタンのほか、デザインとしてボタンがついている場合もありますね。ボタンは洋服の歴史のなかで、いろいろなものが生まれて流行となったそうです。たとえばマリー・アントワネットはボタンに真珠、七宝、ガラス、水晶、宝石類などの、贅沢な素材を使って、どんどんドレスが豪華できらびやかなものになっていきました。フランスを中心とした当時のヨーロッパの上流階級では、財力にまかせてさまざまな趣向を凝らした贅沢なボタンが次々に生まれたそうです。見ているだけでもうっとりするような、これらのアンティークボタンを集めてみるのも楽しそうです。

アンティークボタンを整理するなら、今回紹介した空きびんリメイクのストッカーは、透明なものにするといいかもしれませんね。ボタンを見せてディスプレイすれば、素敵なコレクションストッカーにもなりそうです。

 

 

この作品は、2006年7月号『はんど&はあと』P61の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:上島佳代子(かみじまかよこ) http://www.atelier-pelemele.com/

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