- 2015-7-8
- はんどカフェBlog

じめじめ、いらいらしがちな梅雨どきには、胸元と手首でさわやかに揺れるアクセサリーを身につけて、涼やかに過ごしてみませんか。平らな円形のシェルビーズを使って作る、アクセサリーの作り方を紹介します。小さく揺れるたびにキラキラ輝いて、さりげないおしゃれになりますよ。
最初にマスターしたい丸カンのつけ方
丸カンとは、パーツとパーツをつなぐための金具です。さまざまな大きさや太さのものがあり、手芸店の売り場で迷うことがあるかもしれませんが、意外と全体のバランスにかかわるので適当なサイズの丸カンを選びましょう。丸カンのつけ方をマスターすれば、普段づかいのアクセサリーが切れたときも修理ができて便利です。
1.ペンチではさみ、つなぎ目を前後にずらす。
※左右に開かないように
2.ずらしてできた隙間に、チェーンと、留め具やビーズを通す。
3.ペンチでもとに戻す。
シェルビーズで作る「ネックレス&ブレスレット」の作り方
ネックレス
【材料・道具】
・チェーン(シルバー/1cmに輪が約3個あるもの)約50cm
・留め具(ダルマカン+クラスプ)1組
・丸カン直径2mmを2個、直径3mmを5個、直径4mmを1個
・シェル平円ビーズ直径8mmを5個
ニッパー、ペンチ(ヤットコやプライヤーでもOK)
【作り方】
1.チェーンを約40cmにカットし、両端に、ダルマカンと、クラスプを直径2mmの丸カンでつなぐ。
※チェーンは、好みの長さに調節する。
2.トップを作る。残りのチェーンを、輪5個分(a)、輪3個分(b)、輪7個分(c)にカットする。それぞれのチェーンの図の位置に、ビーズを直径3mmの丸カンでつなぐ。
3.1のチェーンの中央の輪に、2を直径4mmの丸カンでつなぐ。
ブレスレット
【材料・道具】
・チェーン(シルバー/1cmに輪が約3個あるもの)約16cm
・留め具(ダルマカン+クラスプ)1組
・丸カン直径2mmを2個、直径3mmを5個
・シェル平円ビーズ直径10mmを5個
・ペンチ(ヤットコやプライヤーでもOK)
【作り方】
1.チェーンの両端に、ダルマカンとクラスプを直径2mmの丸カンでつなぐ。
※チェーンは、好みの長さに調節する。
2.チェーンの中央の輪に、ビーズを直径3mmの丸カンでつなぐ。そこから両側に輪6個分ずつあけて、図のようにビーズをつなぐ。
ビーズやチェーンを替えてオリジナルアクセサリーを作ろう!
今回は丸形のシェルビーズだけを使うアクセサリーの作り方を紹介しました。慣れてきたらビーズやチェーンを替えて作ってみてください。上側が尖っていて下のほうが丸まっているしずく型のシェルビーズもかわいいですよ。カラーのバリエーションがあればいくつか組み合わせても素敵。ほかにも、小さなトンボ玉やガラスビーズも自然な輝きが魅力的です。チェーンにもこだわってみるのもおすすめ。
今回はシルバーのチェーンを使いましたが、ゴールドを選ぶと雰囲気ががらりと変わります。チェーンにゴールドを選んだら、丸カンなどのほかのパーツもゴールドをチョイスするようにしてください。チェーンなどの金具の色を選ぶときには、ビーズの色に合わせるといいといわれます。ビーズの色が寒色系ならシルバーを、暖色系だとゴールドを選ぶと失敗がないでしょう。
この作品は、2005年6月号『はんど&はあと』P22の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:青木恵理子