ラッピングに添えるメッセージカードのかわいい折り方

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誰かに何かを贈る時は、「モノ」だけでなく「心」を伝えることが大切ですね。「誕生日おめでとう」「今までありがとう」「迷惑をかけてすみません」など、伝えたい気持ちはシーンによってさまざまです。例えば誕生日のプレゼントを渡すときに「おめでとう」と口頭で伝えるのはもちろんですが、贈り物にメッセージカードを添えると、ぐっと気持ちも伝わりますね。

 

愛情の気持ちを込めるハート型

バレンタインデーやホワイトデーが近くなると街中にハートマークがあふれ、「I  ♡ NY」は「アイ ラブ ニューヨーク」と読むなど、ハートマークは「LOVE=愛」のシンボルとして使われています。もともとハート形は、心臓を表すという説のほか、女性の臀部を表現、聖杯を示していたなど、さまざまな説があるそうです。愛情を感じるのは脳の働きですが、例えば好きな人に会うと心臓がドキドキするということからも、ハートマークは愛情を表現するシンボルになったのかもしれませんね。携帯電話でメールを送る時や、LINEなどのコミュニケーションアプリでメッセージを送る時に、親愛の気持ちを込めてハートマークを使うことも多いでしょう。言葉と一緒にハートのマークを送ると、より気持ちが伝わりそうな気がしますね。誰かに贈り物をする時にはぜひメッセージカードを添えたいものですが、メッセージにハートマークを書くのはちょっと…ということなら、メッセージカードをハート形に折ってみてはいかがでしょう。合わせて知っておきたい、メッセージカードを「シャツ」の形にする折り方も紹介します。

 

「ハート」の折り方

【材料】(1個分)
折り紙または15cm×15cmの好みの紙 1枚

【折り方】
※単位はcm。
※基本は15cm×15cmの折り紙で折る場合。〔 〕内は10cm×10cmの折り紙で折る場合。
※正方形ならどのようなサイズの紙で折ってもOK。

1.折り筋をつける。

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2.半分に折る。
P51-V

3.折り筋をつける。

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4.3の折り筋を左右中央に向かって折る。
P51-X_03

 

5.上側を下に向かって折る。
P51-Y_03

 

6.折り筋をつける。
P51-Z_03

 

7.◇の下側に指を入れて開いて折る。
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8.①♡の辺が●の折り筋に合うように折る。
②上側の左右の角を折る。裏返す。

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P51-d-1_03

 

 

「シャツ」の折り方

【材料・道具】(1個分)
折り紙または15cm×15cmの好みの紙 1枚
定規、鉛筆、はさみ

【作り方】
※単位はcm。
1.折り紙を11cm×15cmにカットする。折り筋をつける。
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2.折り筋をつける。
P50-B

 

3.①、②の順に折る。
P50-C

 

4.下側を上に向かって折る。
P50-D

 

5.図の位置に印をつけて4の折り山を戻す。
P50-E

 

6. 左右の上側1枚のみを山折り部分を折り開いてから、谷折りする。
P50-F_02

 

7.上側を折る。
P50-G_03

 

8.①上側の両角(○)が●につくようにそれぞれ折る。
②図のように折り、端(▽)をえりの下に入れ込む。

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この作品は、2012年5月号『はんど&はあと』P50~51の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:くまだまり

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