- 2015-2-12
- はんどカフェBlog
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色違いの生地で、ハート模様をあしらったフィナンシェの作り方を紹介します。見た目のかわいさはもちろん、しっとりとした食感も魅力です。バレンタインデーのプレゼントにしてもよし、親しい友人を招いてのティーパーティーのお茶菓子にもぴったりです。
バレンタインデーにプレゼントしたい「フィナンシェ」の作り方
【材料】(4.5cm×9.5cmのフィナンシェ型7個分)
・卵白…80g(約2 1/2個分)
・粉糖…70g
・薄力粉…50g
・アーモンド粉…50g
・バター…50g
・ココア…10g
【下準備】
・型に、室温に戻してやわらかくしたバター(分量外)を薄く塗り、薄力粉(分量外)をふり、余分な粉をはたいて冷凍室で冷やす。
・粉糖、薄力粉、アーモンド粉を、合わせてふるう。
・ココアをふるう。
・コルネを2個用意する。
【作り方】
1.ボウルに卵白を入れ、泡立て器でほぐす。合わせてふるった粉類を加え、よく混ぜる。
2.小鍋にバターを入れて弱火にかけ、バターが溶けたら火から下ろし、人肌(約40℃)くらいに冷ます。
3.1に2を加え、泡立て器でよく混ぜ、2等分にする。1/2量には、ふるっておいたココアを加えて混ぜる。
4.3を、それぞれコルネに詰める。冷やしておいた型の中央に、ココア生地またはプレーン生地でハート形を1、2個ずつ絞り出し(5の写真参照)、冷凍室で約30分冷やし固める。オーブンを190℃に予熱する。
5.それぞれのコルネの先をカットして穴を広げ、4の上に、ハート形と異なる色の生地を型の八分目まで絞り入れ(写真)、190°Cのオーブンで約10分焼く。焼き上がったらすぐに型からはずし、ケーキクーラーにのせて冷ます。
フィナンシェ型がない場合は 、プリン型や、紙カップ(薄手のものは2枚重ねる)でもOK。生地は、高さ1cmまで流し入れ、同様にして焼きましょう。
バレンタインデーに贈りたい「フィナンシェ」のラッピング
フィナンシェのかわいいハート型を見せるためのラッピングには、やっぱりセロファンの袋を使うのが◎。全面がセロファンになったワックスペーパー袋もありますから、活用してみてください。留め口にガーリーなレースペーパーをあしらってリボンで結べば、心が伝わるバレンタインプレゼントになりそうです。
チョコレートの原料って?
バレンタインといえばチョコレートですが、チョコレートの原料となるカカオ豆についてご存知ですか。カカオ豆は、カカオの木になる果実の種です。このカカオの木は熱帯植物で、赤道から20度以内に位置し、湿度があり、気温は16度を下回ることがなく平均27度以上という限られた地域でしか生育できません。さらに、木が直接日光に当たると蒸発が強くなるため、日陰を必要とします。ですから、カカオ豆の原産地は西アフリカ、東南アジア、中南米の国々ということになります。
カカオ豆は産地やカカオ豆の種類などによって、味や風味が異なるのだそうです。そこでチョコレートメーカーは、さまざまなカカオ豆をブレンドして、チョコレート製品を作っているのだとか。どこの国のどんなカカオ豆からできたチョコレートなのか……そんなことを想像しながらチョコを食べるのも、面白いことかもしれませんね。
この作品は、2008年2月号『はんど&はあと』P23の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
お菓子制作:渡辺麻紀
ラッピング作品制作:poche 中西和恵