入園準備の第一歩 名前タグやマークを「消しゴムはんこ」で作ろう

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保育園や幼稚園で決まるクラス&自分のマーク

新しく始まる園生活。保育園や幼稚園のクラスの名前は「ゆり組」「さくら組」「てんとうむし組」というように、動植物の名前のことが多いですよね。動植物以外でも「そら組」や「ほし組」といった自然に関する名前の場合もあります。名前のつけ方は園によってさまざまで、「動植物に親しんでほしいから」という園の方針で決められているところもあるそうです。いずれにしても、子どもに親しみやすいモチーフが採用されているはずです。また就学前の子どもはまだ文字が読めませんので、入園すると個人の「マーク」が決まることもあるでしょう。園で使う個人の棚にはたいていそのマークと名前を併記してあり、子どもは自分の名前ではなくマークで「ここが私の棚」と分かるようにしています。子どものマークが決まったら、コップ袋やハンドタオルにも個人のマークをつけてあげるといいですね。

子どものマークを消しゴムはんこでポンポン押そう!

子どものクラスや個人のマークを、ひとつひとつ手描きをするのは大変です。そこで、初心者でもやわらかくて彫りやすい消しゴムはんこを作って、子どもの持ち物にポンポン押してあげましょう。消しゴムはんこの作り方はとても簡単。まずはトレーシングペーパーに好みの図案を写して輪郭をなぞります。そして図案を書いた面を消しゴムに押し当て、上から爪でこすって転写します。転写された輪郭を残して、デザインカッターや彫刻刀などで彫っていけば完成です。

>>「消しゴムはんこ」の作り方をもっと見る

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名前タグも消しゴムはんこならたくさん作れます

ネームタグ型のスタンプをひとつ作っておくと便利です。はんこの図案の一例としては、左側に子どものマークを入れて、右側はフキダシ風にして名前を手書きできるように空きスペースを作っておきます。アイロン接着ができるシートにこのスタンプを押して、空きスペースに名前を手書きし、コップ袋やランチョンマットなどにアイロンで貼っていけばOKです。無地のシールにスタンプをして名前を書けば、文房具などに貼れる名前シールが簡単にできます。

布にスタンプするときは布用のインクを、紙にスタンプするときは紙用のものを使いましょう。特に布にスタンプをする場合は、洗濯での色落ちなどの心配がありますから、使用するインクに記載されている注意事項を読み、説明に従ってスタンプしてください。また、でき上がったスタンプを使ったら、インクのついた面をティッシュペーパーかウエットティッシュできれいにふき取ってからしまいましょう。また保管をするときは底に紙やコルクシートを敷いて、容器に直接触れないようにしてください。

簡単に作れる消しゴムはんこで、ぜひ楽しいネームタグを作ってみてください。

 

この記事は、2006年1月号『はんど&はあと』P67、70の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:こまいけいこ:http://komagomaya.com

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