もちっと薄皮の大福もちが、電子レンジで簡単にできる!

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日本人が昔から大好きなおやつのひとつが「大福もち」。のばしたもち生地に小豆あんを包んだシンプルな和菓子ですが、手作りすることを考えると、生地を作るのが面倒?あんを練るのは大変?と二の足を踏む人もいるかもしれませんね。でも、もっちもちの生地と小豆あんのコンビネーションは、ときどき無性に食べたくなることも!そこで、白玉粉を電子レンジでチンして混ぜるだけでできる生地に、市販のこしあんを包むだけの簡単レシピを紹介します。こしあんには、ぜひ好きなフルーツを包んでみてください。ここではこしあんと相性のいい2つのフルーツを紹介します。さっそく大福もちを作ってみましょう。

電子レンジで簡単にできるもちもち大福、基本の作り方

まずは、大福もちの具の準備の方法と、生地の作り方はこちら。
>>電子レンジで作る「もっちり大福」基本の作り方をマスター!

 

アレンジ1:こしあん+チェリー

【材料】(6個分)
・こしあん(市販)…120g
・さくらんぼのシロップ煮…6粒

【作り方】
さくらんぼは汁けをきって、それぞれナイフで種を取り除く。「基本の大福」の作り方を参照して具のあんを準備し(<こしあんの場合>参照。ただし、さくらんぼ全体をこしあんで包む)、生地を作って具を包む。

 

アレンジ2:こしあん+バナナ

【材料】(6個分)
・こしあん(市販)…120g
・バナナ……1本

【作り方】
バナナは皮をむき、約1.5cm幅の輪切りを6個用意する。「基本の大福」の作り方を参照して具のあんを準備し(<こしあんの場合>参照)、生地を作って具を包む。

 

昭和時代に生まれた大ヒット和菓子、いちご大福

大福もちに生フルーツをプラスした人気の和菓子といえば、いちご大福かもしれません。毎年、和菓子屋さんにいちご大福が並びはじめると、今年も春が来たなと思いますよね。このいちご大福をはじめに売り出したのが誰かということには諸説があるそうですが、東京・新宿に本店がある和菓子屋「大角玉屋」が、1985 年(昭和 60 年)にいちご大福を作ったといわれています。こちらは特許ももっているという、老舗の和菓子屋さんです。いちご大福は甘いこしあんに、ほんのりフルーツの酸味が効いていて、思わず2個3個と食べたくなるおいしさです。今回紹介したように、電子レンジで生地を作って、市販のこしあんに生のいちごをくるめば、自家製いちご大福の完成!生地のもちもち感を楽しみたいなら皮を厚めに、いちごのフレッシュ感を味わいたいなら生地とこしあんを少なめにと、自分好みのいちご大福が作れるのがうれしいですね。ほかにも秋にはブドウ、冬にはみかんといった、季節のフルーツを使って、新しいおいしさを見つけてみてください。

 

 

この作品は、2010年7月号『はんど&はあと』P67の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
お菓子制作:本間節子(ほんませつこ)http://www.atelierh.jp/

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