ストールに「ヨーヨーキルト」で縁飾りの軽やかアクセント

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丸い立体モチーフをつなげて作る「ヨーヨーキルト」。手元にある端切れでヨーヨーを作って、暮らしのアイテムにかわいいアクセントを加えてみませんか?ヨーヨーの作り方は簡単。円形に切った布の端をぐし縫いして丸く縮めるだけです。ぐし縫いは細かすぎない方がうまく仕上がりますから、細かい裁縫が苦手という人にもチャレンジできそうです。

ヨーヨーはひとつだけでもヘアゴムやブローチになりますし、ラッピングアイテムとしても活躍します。つなげて鍋敷きやかごカバーにしたり、既製のカーテンの裾に縫い付けてもかわいいです。

 

「ヨーヨーキルト」基本の作り方はこちら

 

ヨーヨーのつなぎ方

1.糸は1本取りで、糸端を玉結びする。ヨーヨーの、絞った面の中央の穴から針を入れ、横(折り山)から針を出す。
※写真では、わかりやすいように赤の縫い糸を使用。実際には布の1種と同色の縫い糸を使用する。
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2. 隣り合うヨーヨーどうしを、中央の穴が外側になるように合わせる。2、3回糸を渡してつなぎ、玉留めする。
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3.玉留めの根元に針を入れて、適当なところから針を出して糸を引き、玉留めをヨーヨーの内側に入れる。
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次に、大小のヨーヨーを交互につないで端を飾った、ガーゼ地ストールの作り方を紹介しましょう。端切れの色柄を多くすると、ランダムで動きのある印象になります。ペールトーンのガーゼ地を使えば春らしく、スモーキーな色を選べば秋らしいストールになりそうです。ガーゼ地の色に合わせて、ヨーヨーの色柄の組み合わせを考えるのも楽しいですね。

 

ヨーヨーをつなげて作る「縁飾りつきストール」の作り方

【材料・道具】
・ダブルガーゼ地(好みの色柄) 84.5cm×44cmを2枚
・端切れ(好みの色柄を5種) 大:約7cm×7cmを14枚、小:約5.5cm×5.5cmを13枚
定規、ペン型チャコ、裁ちばさみ、縫い針、縫い糸、糸切りばさみ、まち針、ミシン、ミシン糸(ダブルガーゼ地の地色と同色)、アイロン、アイロン台

【作り方】
※単位はcm。
※型紙を事前に準備。直径5.5㎝と直径4㎝の丸い型紙。
1.①端切れ・大のそれぞれの裏側に直径5.5㎝の丸い型紙を当て、でき上がり線を引く。端切れ・小のそれぞれの裏側に直径4㎝の丸い型紙を当て、でき上がり線を引く。それぞれに縫い代を0.5cmつけて裁つ。

②①のそれぞれで、ヨーヨー・大(でき上がり寸法:直径約2.6cm)を14枚とヨーヨー・小(でき上がり寸法:直径約2cm)を13枚作る。
「ヨーヨーの作り方」参照
2.ヨーヨーを、図のように絞った面を表側にして、大小を交互につなげる。
「ヨーヨーのつなぎ方」参照
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3.ダブルガーゼ地2枚それぞれの裏側の、1cm内側にでき上がり線を引く。2枚を中表(布の表側どうしを合わせる)にし、図のように1辺を縫い合わせる。
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4.3を開いて縫い代を割り、図のように中表に二つ折りにする。返し口を残して縫い合わせる。
※縫い始めと縫い終わりは、返し縫いをする。
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5.4を返し口から表に返し、返し口をはしご縫いでとじる。両端に、2を裏側から図のように縫いつける。
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端切れができるたびに、ヨーヨーを作ってストックしておくという人もいるそうです。型紙を用意しておき、毎回同じ大きさのものが作れるように工夫するといいですね。また、完成したヨーヨーは透明な瓶に入れて保管すると見た目もかわいいのでおすすめです。ヨーヨーキルトは丸型のヨーヨーモチーフをつなげていくだけですから、「パッチワークはちょっと大変」と思っている方もぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

この作品は、2012年2月号『はんど&はあと』P18~22の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:小幡小織(おばたさおり)http://www.panieraouvrage.com/

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