クリスマスまでのカウントダウン!アドベントカレンダーって何?

名称未設定-1_03

日本では「もういくつ寝るとお正月」という歌詞から始まる、お正月の童謡が有名ですね。この歌は「荒城の月」や「花」など日本人の心に残るメロディを生み出し、23歳で夭逝した滝廉太郎が作曲しました。お年玉がもらえたり、大みそかだけは夜更かしが許されたりと、年に一度の特別な日を待ちわびる子ども心が現れています。
そして子どもにとってはお正月と同じくらい待ち通しい冬の行事がクリスマス! クリスマスツリーを飾ったり、ケーキやお菓子を焼いてクリスマスパーティーを開いたり、サンタさんからのプレゼントをもらうための大きな靴下を用意したり…。クリスマスまでの準備期間も楽しいものです。
ところで、そんなクリスマスまでの時間がもっと楽しくなる「アドベントカレンダー」というものをご存知ですか?

 

クリスマスの準備を始める期間がアドベント

アドベント(advent)とは英語で「到来」「出現」という意味です。ほかにもキリストの降臨を意味することがあり、日本語では「待降節」と呼ばれ、12月25日のおおよそ4週間前の日曜日から24日のイブまでの期間を言います。このクリスマスまでの日付をカウントするカレンダーを「アドベントカレンダー」というのだそうです。欧米ではおもに子どものいる家庭でよく飾られ、日付の描かれている窓や袋を開けると、キャンディやおもちゃがでてくるという仕掛けになっています。毎日ひとつずつ「いいこと」が現れる、とても楽しいカレンダーです。まさに日本の童謡「もういくつ寝るとお正月」の気分が味わえますよ。
アドベントカレンダーをめくりはじめたら、少しずつクリスマスの準備をしましょう。クリスマスツリーに飾るオーナメントを揃えたり、クリスマスカードを手作りしたり…。アドベントカレンダーがあれば、クリスマスの準備期間もわくわくしながら過ごせそうですね。

 

クリスマスだけでなく誕生日にも作りたいアドベントカレンダー

最近では日本でも、12月が近くなるとアドベントカレンダーが並ぶお店も増えてきましたね。日付の小窓をめくったらかわいい絵が描かれているものから、キャンディなどが仕込まれたものまでさまざまあるようです。お店で買うのも素敵ですが、自分で作ってみるというのもきっと楽しいはず。
またクリスマスのアドベントカレンダーを応用して、子どもの誕生日までのカウントダウンをするアドベントカレンダーを作ってみるのも面白そうです。

 

 

 

この作品は、2011年12月号『はんど&はあと』P16の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。

作品制作:山下美紀

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Tag:
ページ上部へ戻る