クリスマスラッピングに in!軽量粘土で作るクリスマスモチーフ

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クリスマスプレゼントをもらうのはうれしいことですが、贈るのも楽しいことですよね。贈る相手が喜んでくれそうなものを想像しながら、あれこれと悩むのもこの季節ならでは。今年はそうやって選んだプレゼントのラッピングにこだわってみませんか。たとえば、軽量粘土でつくったクリスマスモチーフを添えるだけで、ぐんと楽しさが増します。
クリスマスパーティーの手土産として用意したいキャンディも、モチーフを入れるだけでクリスマスプレゼントに一気に変身!
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ラッピング飾りにするほか、空きびんに挿して窓辺やテーブルにディスプレイしたり、観葉植物に挿してクリスマスツリー風に飾ったりと、いろいろなアレンジも楽しめますよ。

 

クリスマススティックの作り方

【材料・道具】
・軽量粘土(白)
・キャンディー:直径約1.5cmの球形を2個、ツリー:直径約3cmの球形、雪だるま:直径約3.5cmの球形、ブーツ:直径約3cmの球形、サンタ帽:直径約3cmの球形
・太さ1.8mmの竹ひご 好みの長さを6本
・アクリル絵の具(赤、緑、水色、茶色、黒、白)
・好みの毛糸(黄色、若草色)各15cm
定規、カッター、つまようじ、木工用ボンド、筆、マスキングテープ、新聞紙など下に敷くもの、はさみ

【作り方】※単位はcm。
ー共通の作業ー
●軽量粘土は、ひび割れ防止のため、よく練ってから作業する。
●軽量粘土を成形(球形以外)するときは、定規の平らな面を使用し、押してのばすと表面がきれいに仕上がる。
●つまようじは、指定以外、軽量粘土のパーツに1.5cm挿し込む(「キャンディー」・2図参照)。
●アクリル絵の具が乾いたら、つまようじを抜き、色を塗った竹ひごを挿し込み(「キャンディー」・3図参照)、
ひと晩しっかり乾かす。

 

キャンディー

1.軽量粘土を太さ0.6〜0.7cmの棒状にのばし、両端をカッターでカットして、長さ8cmにする。
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2.片端を曲げ、反対側の端につまようじを挿し込む。
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3.2の表面が乾いたら、2と竹ひごに色を塗る。
ボーダー
マスキングテープを幅0.5cmにカットし、軽量粘土部分に巻きつける(マスキングテープ部分が、白のラインになる)。アクリル絵の具で色を塗り、乾く前にていねいに、マスキングテープをはがす。

水玉
アクリル絵の具で全体に色を塗り、乾いてから、つまようじの頭にアクリル絵の具をつけて水玉の模様をつける。

アクリル絵の具が乾いたら、2のつまようじを抜く。竹ひごの先端に木工用ボンドをつけ、つまようじであけた穴に竹ひごを挿し込む。
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ツリー

1.軽量粘土で、各パーツを作る。

底径2.5cm、高さ3.5cmの円すい形。
※側面を少しふくらませる。
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直径1cm、高さ1cmの円柱形。
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飾り
直径0.8cmを1個、直径0.5cmと0.3cmを各5個の球形。
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2.葉と幹を木工用ボンドでつけ、竹ひごを挿す位置(4図参照/幹と葉の中心)につまようじを挿し込む。

 

3.2の表面が乾いたら、2と竹ひご、直径0.8cmの飾りに、アクリル絵の具で色を塗り(4図参照)、乾かす。
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4.葉のてっぺんに直径0.8cmの飾りを、表面に0.3cmと0.5cmの飾りを、木工用ボンドでバランスよくつける。
※直径0.8cmの飾りは、つまようじの穴を下にして貼る。
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ブーツ

1.軽量粘土で、各パーツを作る。
本体
上部(直径1.8cm、高さ2cmの円柱形)と下部(直径1.5cm、幅3cmの楕円柱形)を大ざっぱに形作ってから、合体させ、整える。
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太さ0.5cmの棒状にのばしてから、定規で厚さ0.2cmにつぶし、6cm×1.2cmの長方形にカッターでカットする。
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ボタン
直径0.4cmの球形に2個丸めてから、それぞれ、指でつぶす。
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2.本体の上側に、縁をぐるりと1周巻きつける。竹ひごを挿す位置(下図参照/本体上部の中心を垂直に下ろしたところ)につまようじを挿し込む。
※緑の巻き終わりの端は、指先に水を少量つけ、こするようにしてなじませる。
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3.2の表面が乾いたら、2と竹ひごに、アクリル絵の具で色を塗り、乾かす。

 

4.ボタン2個を、本体に木工用ボンドでつける。

 

雪だるま

1.軽量粘土で、各パーツを作る。
本体
直径1.8cm・2cm・2.3cmの球形(2図参照)。


底径0.4cm、高さ0.8cmの円すい形。
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2.本体のパーツ3つを、乾く前に木工用ボンドをつけて重ね、台に置いて指先で押して軽くつぶし、竹ひごを挿す位置(3図参照/底面の中心)に、つまようじを挿し込む。
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3.鼻と竹ひごに、アクリル絵の具で色を塗り、乾かす。
※鼻は、つまようじを軽く挿して色を塗る(「ツリー3図参照)。

 

4.23の鼻を木工用ボンドでつけ、目をつまようじの先で描く。
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5.マフラーをつけ、しっかり乾かす。
毛糸を2本揃え、首に、サイドに結び目がくるようにして1回結ぶ。
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後ろ側の糸端は、首に巻きつけた毛糸に1、2回からめる。余分な糸端を、それぞれカットする。
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サンタ帽

1.軽量粘土で、各パーツを作る。

本体
底径2.5cm、高さ4.5cmの円すい形を作り、先端を曲げる。
※側面を少しふくらませる。
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太さ0.5cmの棒状にのばしてから、定規で厚さ0.2cmにつぶし、8cm×0.8cmの長方形にカットする(「ブーツ1・縁の図参照)。
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ポンポン
直径0.8cmの球形。
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2.本体に縁を、ぐるりと1周巻きつける(巻き終わりは巻き始めに重ねられるだけ重ねる)。竹ひごを挿す位置(下図参照/底面の中心)につまようじを挿し込む。
※巻き終わりの端は、指先に水を少量つけ、こするようしてなじませる。

 

3.2の表面が乾いたら、2の本体と竹ひごに、アクリル絵の具で色を塗り、乾かす。

 

4.ポンポンを、3の本体の先端に木工用ボンドでつける。
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この作品は、2012年12月号『はんど&はあと』P16、24の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:くまだまり

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