- 2014-11-25
- はんどカフェBlog

100円ショップで買える画びょうや木製ピンチを、オーブン陶芸で作ったパーツでアレンジして、ほかにはない温もりいっぱいの文房具にしてみませんか?オーブン陶芸とは、まるで本物の陶芸作品のような素朴な雰囲気が出せる陶芸クラフトのこと。オーブン陶土という専用の粘土を型抜きして乾かし、自宅にあるオーブンで焼き上げます。素焼きの焼きものの素朴な風合いを出すことができ、オブジェはもちろん小物入れなどを作って楽しむ人が増えているそうです。今回は、オーブン陶芸で作ったパーツを使った、素敵な雑貨の作り方を紹介します。自宅で使うほか、うまくできたら幼稚園バザーに出してもよさそうです。
オーブン陶芸で「プッシュピン」を作ろう
丸型に抜いたオーブン陶土に好きなスタンプを押して焼きます。この小さな丸をアレンジすれば、100円ショップで買える雑貨が、温もりのあるキュートな雑貨に変身!
【材料・道具】(約10個分)
オーブン陶土(好みの色)約50gめん棒、つまようじ(またはまち針)、数字&アルファベットスタンプ(あれば)、トレーシングペーパーなどの薄い紙、鉛筆、厚紙、のり、はさみ、定規、オーブン
【作り方】
1.オーブン陶土をめん棒で約0.5cmの厚さにのばし、厚紙で型紙を作って型を抜く(オーブン陶芸の基本1参照)。既製の丸型を使ってもよい。
2.数字やアルファベットスタンプを押す。ない場合は、つまようじで書く。
3.乾燥させて、焼成する(オーブン陶芸の基本2、3参照)。
オーブン陶芸でできた小さな丸を、画びょうの頭にボンドで貼ります。これだけで、無機質な画びょうがおしゃれに見えます。子どもの幼稚園からのお知らせや、失くしてはいけないショップカードなどをコルクボードにとめるのにも便利です。
木製ピンチにボンドで貼れば、温もりのあるピンチになりますね。キッチンクロスをとめておけば、このままキッチンのインテリアにもなりますよ。
幅1cm×厚さ0.5cmの角材をカットして、ボンドで貼って組み立ててスタンドを作ります。ここに文字を並べてアドレススタンドにしたり、メッセージボードとしても活躍しそうです。
また、板などに貼って、ウエルカムボードにしても◎。ホームパーティーの時には「WELCOME」の文字を貼って玄関やトイレにさりげなく飾るのも、気が利いていていいですね!
この作品は、2005年10月号『はんど&はあと』P71の記事を編集/加筆したものです。転載、記事のコピーはご遠慮ください。
作品制作:青木恵理子